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スリングについて
2019/10/01 カテゴリ:装備

スリングについて!!

スリングをご購入する前に、一番重要なことを知っておくべきこと!!
それは素材です。
スリングの素材を知ることから始まります。

【大きく分けると3種類】
1.ダイニーマ
2.ナイロン
3.ケブラー

【特性】
1.ダイニーマ:吸水性がなく、エッジ破断耐性にも優れている、破断強度が高くて軽量なのですが、熱には非常に弱いという欠点があります。そのため、フリクションヒッチ(クライムヘイストやマッシャーなど)での使用時に十分に気をつけないといけません。
(例えば懸垂下降時のバックアップなど)

2.ナイロン:支点構築として扱われることが多いと思いますが、理由としてスリングを結んだ(オーバーハンドノットやフィギュアエイトなど)ときの強度低下は他の素材と比べて低く、荷重がかかった場合は衝撃を吸収する効果が働き期待できまが、ダイニーマと違って吸水性があり重くなり、またエッジでは弱いという欠点があります。

3.ケブラー:防弾チョッキにも使用されている素材で200℃の高温で10時間さらした場合、ほぼ100%の強度を保つものもあります。耐熱性に非常に優れていて、エッジに対しての破断耐性を持ち強度が強い。結ぶことで強度低下するという欠点があります。フリクションヒッチでの使用には適していて、締めやすく動かしやすいという利点。

全てにおいてメリット・デメリットはありますが、素材を理解することで扱うシーンも変わってくるため、一概にこれは良いですとは言えません。

私はキャニオニングが好きなので、キャニオニング時に扱っているお勧めをご紹介いたします。

キャニオニングシーンではダイニーマとケブラーの2種類を装備しています。

メーカー:PETZL スタノー(ダイニーマ)12mm 120cm

メーカー:EDELRID アラミドコードスリング6mm 60/120cm


(上EDELRID アラミドコードスリング・下PETZL スタノー)

EDELRIDでハイブリットのスリングも出てきています。
テックウェブスリング12mm 60/90/120/180/240cm

これもお勧めです。

PETZLやEDELRIDで、もしご購入をお考えの方は是非ご連絡ださい。

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