- 雷様と岩峰様と僕達!!
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2017/07/09
カテゴリ:奈良の山 大峯山系
天川のモジキ谷からバリゴヤノ頭を調査!!
ひとこと・・・久々にアドレナリン爆発しちゃったよ
AM6:15 人数2人 開始!!
尾根には入らず谷攻めで行きます。
(三段の滝)
(赤岩の伏流水)
(標高約900m地点 7mの滝)
バリゴヤ谷を攻める・・・標高1000m地点からパリゴヤノ頭の南への鞍部に狙いを定め向かう!!
この1400mから鞍部までの区間は、ざっくり非常に危険なエリアでした。
支点、中間点などをとりながら進むが、手がかりがあまりにも悪い状態のなか、思うように進ませてくれなかった
ここまで阻まれるとはおもわなかったよ。(時間掛けすぎました!!)
(岩峰を登る)
最も危険なエリアをクリアしたとき、時刻も12:00!!
当初は下山13:00頃を想定していた・・・
それは、天気が崩れることを考え早朝にアタックしたのにもかかわらず大誤算
そして、案の定・・・雷様の洗礼を!!(今年一番怖かったよ~)
身を低くしながら、鞍部へと無事到着。
今日のバリゴヤノ頭ピークはお預けにしようと敗退!!
(大日・稲村ヶ岳 怒り爆発)
結果、予定より二時間遅い15:00に下山!!
連れてってと言われても行きたくないルートです
今度は北側の谷から攻めたいとは思っます
(これはあくまでも調査です!! 案内は致しません)
そして、最後に本当に危険なので行かないで下さいね!!
救助するのも、厳しい場所でもありますm(_ _)m
- 今日も生きてんぜ!!
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2017/07/06
カテゴリ:関西の山々
吉野古道をゲスト様と歩く!!
中々、渋~いお山へ。
あの西行や松尾芭蕉も訪れたことのある場所へ!!
(虹光 にじっこう)
天気の良いに日に現れる幻の虹光!!
この正体は!?
(蜻蛉の滝 二段50m)
連日、続いた雨で水量は多く、普段より豪快に流れ落ちるさまは、まるでシンガポールのマーライオン!!
(蜻蛉の滝 上部)
数年前はキャニオニング調査でここをロープで下りましたが、楽しかったけどコースがあまりにも短かったことを思い出しました(本当は駄目ですよ!!良い子は真似しないでくださいね)
このコースは植林によって生まれた森林(人工林)!!
お山を歩くのは、植林帯より広葉樹林帯の方が気持ちが良くて人気が圧倒的!!
むしろ、植林帯は嫌われガチ~(暗い、風景が変わらないなどを理由に)
そこで、少しだけ考えを変えてあげれば、楽しく思えるはず!!
植林はなくてはならない一つ!!
それは水質源の確保・地盤の安定化・生態系の保全などが森林保全の中に含まれています。
地球温暖化対策などの役割を果たしてくれるのです。
植林(森林)がなくなれば、川や海がなくなり、人さえも住めなくなり、やがて未来がなくなってしまいます。
切ないですねぇ(僕も実際は勉強不足で詳しくは語れませんが・・)
でも、頭の隅に置くだけで、少しは今まで感じていた植林帯の見方が変わってくるのではないでしょうか
っと、長々と呟いてますが、遂に到着です。
本日は白倉山まで行ってまいりました。
ご褒美はコチラ↓↓
自分が歩いた景色を最後に眺められる絶景が!!
ゲスト様も大喜びでしたよ
さて、無事下山したけども、今回は僕のお仕事もここで終われません!!
皆さん、待っててね!!
(出発前にゴールポイントにデポしたチャリンコ)
車とりに行ってきま~す!!
このまま、おいて僕だけ帰ろうかなぁ、な~んて思ってませんから
本日もお山にゲストにチャリンコを借りた友人に感謝です!!
- 登山ウェアについて!!
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2017/07/05
カテゴリ:登山についての知識(技術)
梅雨前線と台風の影響で色々困りますや~ん。
この時季は特に天気予報や天気図と睨めっこしながら・・・・
やっております
まぁ、今日はこの時季だからこそって訳ではないのですが!!
案外、多い登山ウェア事情について♪♪
登山に参加してくださるゲスト様にも、お伝えさせて頂いていますが。
一般の方でも、機能性が高い雨具を着ていてカッコイイなと思うことは多々です・・・がっ。
本当にそれだけで、身体に影響はないのかな!?
なぜ?雨具を着用するのか?
どうして??とゲスト様にお話を聞いてみました!!
①着用している服が濡れて、その後の体調を崩さないように防ぐため
②着用している服が泥などの影響で直接汚れるのを防ぐため
一番の理由は服が濡れコンディションが悪くならないようにと多くの答えをいただきました。
さすが、皆さん素敵な回答です。
プチ情報(明るい色の方が目立ち遭難した場合も発見されやすい)
それは、山の中で身体を濡らすことが危険だと知っているから!!
色んな情報を得て、濡らさないよう撥水・防水・防風など機能性が高い高価な雨具をご用意してるのです。(素晴らしいです)
しかし、雨具だけで本当に身体は濡れないの??
そこにプラスアルファが必要となります。
では、それは何なのか??
一番重要なのはアンダーシャツになります。
意外と多いアンダーシャツ事情!!
アウター(機能性も高く)可愛い・カッコイイため見た目にはバッチリ決まっているんです。
「雨」から自分の身を守るために雨具を着用して終わりではなく。
実は「汗」からも自分の身を守らなければ雨具を例え着用しても効果が得れないんです。
これは、長時間行動になればなるほど危険度は高くなるのです。
高価な雨具には雨の水を内側からの侵入を防ぎ、体から出る汗や水蒸気を外へ逃がす機能はついてます(透湿性数値が高ければ高いほど良い)
その機能がついてたとしても、速乾性のないアンダーシャツを着ていたとしたら蒸れてしまい、結果身体を冷やしてしまいます。
雨具も重要だけど、中身に着用するものの方が重要!!
イケてる顔よりも、中身の方が重要ってこと
この時季には限らず、冬山でも同じことです。
それと、最後にもう一つ!!
雨具は頻繁に使用することが少ないため、いつもザックの中に入れっぱなしの方も多いみたいなので、湿気で効果が得れなくなるのでご注意くださいね。
保管やメンテナンスも重要
お困りの方は一度、ご相談くださいね
お勧めのアンダーシャツは
・ファイントラック (スキンメッシュ)
・ミレー (ドライナミックメッシュ)
・モンベル (ジオラインクールメッシュ)
- 二日連続の近畿最高峰!!
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2017/07/02
カテゴリ:奈良の山 大峯山系
今日はめちゃアッチ~!!
6月30日は、にっぽん百名山「霊仙山」にも出演された、あの内炭ガイドと久々にご一緒に!!
経験豊富で心強いガイドが一人いて下さるだけで、どれだけ気持ちが楽になるか、改めて実感いたしました。(さすがっす)
(大雨の中、出発)
これまた、内炭ガイド教室の生徒の皆さまもハイレベル!!
ここの教室に入れば、間違いなく自分の憧れるお山に挑戦できる権利が与えていただけますよ!!(是非是非)
(理源大師像で休憩)
この日、無事に弥山・八経ヶ岳とオオヤマレンゲは勿論、チェックメイト!!
皆さま、ありがとうございました!!
続いて、7月1日も同じく八経ヶ岳へ!!
この日も、大雨からの出発となりました!!
午後から回復する傾向であったので、決行いたしました。
「ホントにこの雨の中・・・」って、皆さん心の中で思っていたらしい・・・(ですよね~)
そして、晴れていても実際に登れるのか!?という不安もあったらしい・・・(ですよね~)
そんな、不安も少しずつ取り除くのもガイドとしての技術だと、僕自身は思うわけです。
(コアジサイ)
↑↑今最高に綺麗に咲き誇っています。
そして、皆さんはど~なったか??(登れたのか?途中敗退??)
(オオヤマレンゲを撮影するゲストを撮影する)
(雨で濡れた、オオヤマレンゲ)
(八経ヶ岳山頂)
ほぼ、ピークまではコースタイム通り!!
素敵な笑顔で辿りつけたよっ(めっちゃ、感動されておりました)
僕も嬉しかったよ~
まぁ、本番はここからの西口までの下山!!
がんばるべっ!!
下山中に「六根清浄♪♪ 懺悔♪♪」とどこからか聞こえてきた!!
ゲストの皆さまは、生で見れたことに大興奮!!
元気も回復!!
この日も無事に下山!!
ゲストの皆さま、自信持っていいんだよ~!!
なんてたって、関西最高峰に行って帰ってこれたんだから
帰りは天川温泉でリフレッシュ
ありがとうございました。
しかし、今日のお山はめっちゃアッチかったっぞ!!
ゲスト様も朝早くからありがとうございました。
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